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燃焼〜化学計算は「ことばの式」に整理〜

2024/01/11
 
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化学反応とは、いつかのものが反応によって結合したり、分解したりというもの。

これらの反応を見やすく整理して考えるには、「ことばの式」と呼ばれるものが便利です。

中高生になると「化学反応式」を習いますが、小学生は元素記号や化学式を使わないので(みんなH₂OやCO₂くらいは知っていますが)、言葉によって化学反応式を書き表して整理するんですね。

中学受験の化学計算では「必須」といえる整理法、計算法なので、ぜひ使えるようにしておきましょう。

 

このことを念頭に、次の問題を考えてみてください。

 

【問題】3gの炭素を完全燃焼させると、11gの二酸化炭素ができ、1gの水素を完全燃焼させると、9gの水ができます。このとき、次のことを考えてみましょう。

1. ある重さの炭素を完全燃焼させると、二酸化炭素が165gできました。燃焼させた炭素の重さは何gでしょうか。

2. ある重さの水素を完全燃焼させると、水が162gできました。水素と結びついた酸素の重さは何gでしょうか。

3. プロパンという気体は炭素と水素だけからできていて、プロパン11gが完全燃焼すると、二酸化炭素が33gと水ができます。水は何gできるでしょうか。

 

解説は次のページへ

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