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電熱線(電熱線の直列つなぎと並列つなぎ)

2024/01/11
 
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【解説】電熱線は電気が流れにくい「電気抵抗」なので、そこに無理やり電流を流すと、熱が発生するのです。

  

電熱線の発熱量は、電熱線の電気抵抗の大きさと、流れる電流の大きさによって決まります。

図1の場合直列回路なので、2つの電熱線に流れる電流の大きさは同じです。

この場合、電気抵抗の大きいAの電熱線のほうが多く発熱します。

図2は並列回路です。並列の場合、電流は電熱線Aと電熱線Bに分かれて流れるので、電気抵抗の小さいBの方に大きな電流が流れます

このためBの発熱量が大きくなります。

このように、電気抵抗の大きさの違う電熱線を直列つなぎにした場合は、電気抵抗の大きい電熱線の発熱量が大きくなり、並列つなぎにした場合は、電気抵抗の小さい電熱線の発熱量が大きくなります。

答え 図1 電熱線Aの  図2 電熱線B

 

もう一度、電熱線の電気抵抗について復習するならこちら

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