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電熱線(電気抵抗の大きさを簡単にくらべる方法)

2024/01/11
 
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電流、それも電熱線の問題になると「苦手」「わからない」となってしまうお子さん、いるのではないでしょうか。

まずは電気回路について正しく理解するには、電流、電圧、電気抵抗の3つについて正しく理解、というよりはイメージを持っておくことが大切です。

電流がホース(導線)の中を流れる水の流れだとすると、電圧(=乾電池など)はそれを押し出すポンプ、電気抵抗(電気が流れにくい豆電球や電熱線など)が水車、というイメージです。

電気抵抗は「電流の流れにくいところ」という意味で、流れにくいところに無理やり電流を流すので、熱や光が発生するとイメージするといいですね。電熱線には電気抵抗が大きなもの、小さなものがありますが、流れにくいほど電気抵抗の値は大きくなります。

※電気抵抗については、過去の記事「電流・電圧・電気抵抗を理解して豆電球をマスター」で説明していますので、よければ読んでみてください。

このイメージがつかめたら、次の問題をえてみましょう。

【問題】次の4本の電熱線について、その長さと断面積がわかっています。この4本の電熱線について考えてみましょう。 

電熱線 

A 

B 

C 

D 

長さ(cm 

20 

20

10

40 

断面積(mm3 

1 

1 

0.5 

1. 電気抵抗の大きさが等しいのは、どの電熱線とどの電熱線ですか。 

2. もっとも電気抵抗が大きい電熱線の電気抵抗は、もっとも電気抵抗が小さい電熱線の何倍でしょうか。

 

解説は次のページへ 

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