計算系の問題が苦手でも混乱せずに解ける 溶解度計算の整理のポイント
2024/01/11
【解説】溶解度計算の最大のポイントはは、「水温、水量、とける量」の順に整理して書き出すこと!
必ず「水100gのとき」を基準に、次のような書き出しで考えます。
1. 水温 水量 とける量
80℃ 100g 23.5g
↓ ↓とけのこり 23.5 – 4.9 = 18.6g
20℃ 100g 4.9g
水100gのときとけのこりが18.6g。
問題では水が50gですから、100gの0.5倍ですね。
18.6 × 0.5 = 9.3
答え 9.3g
2. 水温 水量 とける量
20℃ 100g 4.9g
↓さらにとかせる量 14.9 – 4.9 = 10g
60℃ 100g 14.95g
水100gのときさらにとかせる量が10gですが、問題では水が150gです。
100gの1.5倍ですね。
10 × 1.5 = 15g
答え 15g
必ず「水温 水量 とける量」の順で書き出し、「水100gの場合の何倍になっているか」を考えるようにしましょう。