カロリー計算で熱量の基本計算は解決
【解説】水の持つ熱量(単位:カロリー)を計算する方法として、
水の重さ(g) ✕ 温度(℃) = 熱量(カロリー)
という公式があり、これを利用することができますね。
1. それぞれの水が持つ熱量を計算して合計します。
240(g) ✕ 20(℃) + 360 ✕ 60(℃) = 4800 + 21600 = 26400(カロリー)
混ぜ合わせた後の水においても上記の公式が成り立つはずなので、
( 240 + 360 ) ✕ □(℃) = 26400(カロリー)
となりますね。
□ = 26400 ÷ 600 = 44(℃)
こたえ 44度 となります。
2. 1.と同じ公式で計算すると、下記のような式が成り立ちます。
250(g) ✕ 48(℃) + 150(g) ✕ □(℃) = ( 250 + 150 )(g) ✕ 42(℃)= 16800(カロリー)
12000 + 150 ✕ □ = 16800
150 ✕ □ = 16800 − 12000 = 4800
□ = 4800 ÷ 150 = 32(℃)
こたえ 32度
算数の平均の問題や、食塩水の濃さ(濃さの違う食塩水をまぜ合わせる問題)と全く同じ考え方ですね。
共通点をしっかり覚えておくようにしましょう!
熱に関する問題は、ここで学んだ「カロリー計算」だけでは解けないものもあります。
ぜひ、こちらの問題にも挑戦してみてください。