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伊豆半島ジオパーク 下田の旅(1)

2021/03/31
 
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伊豆半島は、平成24年に日本ジオパークネットワークにより「ジオパーク」に認定されました。

「ジオパーク」は「大地を感じる公園」といった意味で、ユネスコが支援する地球活動によって造られた大地の保護保全活動に関連して指定されるものです。

特に伊豆半島は「南から来た火山の贈りもの」というテーマで以前からジオパーク認定を推進してきたという経緯があります。

伊豆半島は、実はもともと日本列島に付属していたのではなく、数百km沖合の海底火山がフィリピンプレートに乗って年間数センチずつ移動してきた結果、ユーラシアプレートに沈み込む際に取り残されてできたものなんです。

その際に箱根や湯河原といった有名な火山&温泉ができたんですね。

そんなわけで、東京から2時間ほどで行ける身近なリゾートでもある伊豆半島は、理科的にもとてもポテンシャルを秘めた場所なのです。

まず今回ご紹介するのは、伊豆半島の中でも顕著に地層の観察ができる「田牛サンドスキー場」です。

強風により海岸の砂が吹き寄せられて斜面状となり、そりなどで滑って遊べるようになっているのですが、それよりも背景となっているむき出しの地層に目が奪われます。

約1500万年前~170万年前に海底に積もってできた地層を観察することができます。

人と大きさを比較していただくと、地層のスケールがわかると思います(^^)

 

このあたりの海岸はタイドプール(潮溜まり)も多く、海の生き物を間近でお子さんに観察させるのにも適しています!

次回は見どころ満載の「下田海中水族館」をご紹介したいと思います!

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