単純明快にわかる浮力(水に浮くものの場合)
2021/04/21
図のように、空中でこの物体を手で持っていて、その手を放すと、物体は落ちていきます。それは、この物体が重力で下向きに引っぱられているからです。
では、水に沈んでいかないのは、水が重力と同じ大きさで押し返してくれているからです。
そして浮力は「押しのけたぶんだけ押し返される」だったから、「物体が押しのけた水の重さ=浮力 」で、150gぶんの水、つまり150cm3の水を押しのけたことがわかります。
水に沈んでいる部分の体積の割合は
150 ÷ 250 = 0.6 ・・・ 60% ですね!
そして、水面上にでている部分の体積は
250 − 150 = 100cm3 ですから、この部分を水中に沈める(水をさらに100cm3押しのける)には、
100g の力が必要だとわかります。