輪軸(輪軸にかかる重さと引く距離)
2021/04/21
図のように、輪軸はてんびんとまったく同じと考えることができますね。
おもりPが20cmの長さのうでにつられているとすると、おもりQは長さ10cmのうでにつり下げられています。
ですから、てんびん同様につり合いの計算により
P × 20 = Q × 10
となり、Pが300gなので
300 × 20 = Q × 10
Q × 10 = 6000
Q = 600 Qの重さは 600g です。
逆比の考え方で、P : Q = 1 : 2 300 × 2 = 600g でもいいですね。
また、Pのおもりを10cm引き下げた場合ですが、輪軸の回転の様子は右の図のようになります。2つのおもりが動く長さは、かかっている輪の半径の比ということになり、Qが持ち上がる長さは、
10 ÷ 2 = 5cm ということになります。
上記のように、かんたんな図を書いて考えるのがポイントです。