てこ（棒の太さが一様でない）

【解説】「1点でつるして水平につり合わせる」＝棒の「重心」を見つければよい　ということですね。

図1の状態はどちらも、棒のもう一方の端を地面が支えています。

つまり棒の重さは　120＋180＝300g　です。

そのうち120gが左端に、180gが右端にかかっているんですね（図3）。

この棒の左はしを地面につけ（このとき棒の左端が回転の中心＝支点と考えられますね）、右はしだけをばねはかりでつるして持ち上げている場合、180gの力とつり合っているのは、棒の重心にかかっている力（棒の重さ）です（図4）。 

 つり合いのモーメント計算を式にすると 

180　×　100　＝　300　×　□ 

□　＝　18000　÷　300　＝　60cm

となりますね。

このように、一方の端を支点と考えて計算するのがポイントです！

棒の太さが一様でないてこの問題で、多くのお子さんが戸惑うのが別記事「てこ（棒の太さが一様でない②）」のようなケースです。

よかったら考えてみてください。

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