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高学年で成績アップを狙う 中学受験 4年生の理科の勉強法

2024/01/11
 
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中学受験の理科の学習が、本格的に進学塾で始まるのが、4年生です。

4年生ではメダカやジャガイモなどの動植物、天体は太陽、月、星に関しての暗記が中心で、あまり詳しい計算問題などは習いません。
てこやバネ、水溶液など物理、化学分野に関しても、やはり暗記が中心で、計算によって求める問題はあまり複雑なものは学習しません。
各分野、計算で解く問題は4年生には難解すぎる傾向があると考えられているため、どうしても4年生は暗記から学習していくことになります。

このことで何が起こるかというと、「理科は暗記の科目」という考え方をもつお子さん、お父さんお母さんが出てくるということです。
4年生のうちは、算数、国語の学習の負担も小さく、その週に習った内容をすべて暗記する時間的な余裕があります。
まじめで熱心なご家庭ほど、何回も繰り返し、完璧に覚えられるようお子さんに反復演習させることが多いようです。

どんな勉強でも、覚えるという要素無くしては成り立ちませんが、その覚え方が大切です。
ときには語呂合わせなどで、どうしても覚えにくいものを覚えたり、学習に遊びの要素を取り入れるために必要ですが、どんな姿形かわからないままで植物や動物名をひたすら念じて暗記する、といった学習は絶対にさせないようにしましょう。

この時期に、お子さんが理科嫌いにならないためにできることとして、何事にも「どうして?」というお子さんの姿勢を受け入れてあげるということです。
もともと、お子さんは何にでも「どうして?」という問いを持つ存在です。
お子さんにとって、まだまだ周りの世界は未知のことだらけだからです。その問いに対して、すぐに答えられなくても、一緒に調べるようにしてあげるのです。

単に動植物の名前を覚えるのではなく、どうしてそのような名前になったのかといったことを一緒に覚えていくようにすれば、それは生きた知識となります。
4年生くらいの勉強なら、少し調べると分かることが多いですし、何よりもお父さん、お母さんと一緒に調べる時間はお子さんにとっての楽しみになるでしょう。
その科目に関して、何か楽しみがあるということは、その科目が得意になる1つのきっかけ、要素になります。

こういった時間を大切にしてください。

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